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2017シーズンのJリーグが開幕してから格安SIMを5社(サービス)試しました。

通話をするメインの格安SIMは今年会社を乗り換えたので2社、外出先でDAZNを視聴するためのデータ専用SIMで2社(3サービス)、合計5回線試しました。

時間放題プラン、使い放題プラン、格安な大容量プラン・・・などなど様々サービスがありますが、結論から申し上げて、「従量制」プランが便利です。通話もするメインのSIMがあって、その補助としてもう1回線増やす。その1回線を従量制SIMにする訳です。

従量制とは、今の主流である○GBプランの様に予め高速通信が出来る容量が決められておらず、

「1月に6.8GBの高速通信をしたので、2月に7GB使用分の料金を徴収します。」

この様な形で前月の使用量を元に料金が決まる料金プランです。

この従量制SIMはあくまで、週末にスタジアムでサッカー観戦をする時の

・入場待ち時間に他会場の試合を見たり、
・帰りの電車で生観戦した試合の見逃し配信を見たり、


・・・するためのSIMです。
ですので、現地観戦を全くしない月は数百円の回線維持費だけで済みますし、生観戦に出かけても負け試合だったので帰りの電車で振り返り視聴する気力が起きない…という場合でも便利ですw

要は従量制SIMをDAZN視聴専用に使います。

メインで使うSIMはDAZN視聴を想定しないので、「たまに外出先で見るDAZN」でどれだけ容量を使うのか読めなくてSIM会社選びやプラン選びに悩んでる方にオススメです。

ただし、あくまで格安SIMですので、キャリア回線のような回線速度は期待出来ません。外出先でも美麗な画質を求める方には不向きです。またSIMを2枚持つので、デュアルSIM対応のAndroid端末でない限りは、モバイルルータ等の機器を用意するコストが掛かります。

それでも必要が音声が途切れず、最低限テロップが読めて選手の判別が出来るくらいの画質であれば…という方であれば、従量制SIMを持っておいて損はないかと思います。

1日5時間プランも大容量プランも
試したが結局持て余した実情

移動中にDAZNを見るためにnuroモバイルの1日5時間プラン、U-Mobileの使い放題プランと25GBプランを試しましたが、結局持て余しました。

特にnuroモバイル5時間プランが登場して間もないタイミングでは速度も出て充実していたのでオススメです記事を書いたのですが、その後どの時間帯でも1Mbpsもでなくなり解約しました。

(2017年10月頃からnuroモバイルの速度が改善されているようですが・・・果たして5時間プランでも恩恵が受けられるのかどうか・・・)

その後、同じ価格帯であるU-Mobileの使い放題プラン25GBプランも試しましたが、こちらは平日はもとより週末でも1Mbps以上出るのが深夜からAM11時までで、Jリーグの生配信の時間帯に1Mbps出ないという代物ですぐに解約となりました。

1Mbps出てないと容量(ギガ)の消費も必然と下がり、大容量プランである必要性もないという結論に。そしてDAZN視聴で使う容量は月によってまちまち。なら従量制が向いているのではと考えた次第です。

従量制を採用してる会社は実質1社
エキサイトモバイルのみ。

格安SIMの会社は数あれど、従量制プランをを採用してるのは2017年12月31日現在で実質1社のみ。



エキサイトモバイルの「料金最適化プラン」です。
エキサイト1
この料金はデータ専用SIMで契約した場合です。通話もする場合はSIM1枚あたり700円の追加料金がかかります。また3枚コースというのは、1契約で3枚までSIMが使えて、その3枚合計の使用量で料金が決まります。1枚コースと違い15GBまで上限設定があります。1枚が音声通話をするSIM、2枚目がデータ専用としてタブレットやモバイルルータ用に…という使い方が想定されます。

通信品質はIIJmioに準じる

エキサイトモバイルはIIJと同じ設備を使用していますので、格安SIMの速度チェックを行ってるIT系メディアを見るとき、速度が気になるかたはIIJmioの速度がエキサイトモバイルの速度がと考えて大丈夫です。

ITMedia Mobileの通信速度定点観測

速度が気になる方は上記のサイトなどで、IIJmioの速度をチェックされてみてはいかがでしょうか。

平日の特定時間帯に遅いのはどの格安SIMも同じ

ITMedia Mobileの通信速度定点観測

IIJmioは数値が飛び抜けて良い会社と比べて速度は遅めに見えますが、計測数値が毎月安定してるのが特徴かと思います。加入者の急増などで日に日に速度を落としている会社と比べてもそこは安心材料かなと。

また通信速度が落ちるのは大抵平日の特定の時間帯です。特に平日の12時以降。お昼休みのタイミングでどの格安SIMも1Mbps出れば御の字という値まで落ちます。次のピークは平日夕方、仕事が終わり帰宅の路につく時間帯でも速度が落ちます。


遅くなるのは平日。土日は遅くならないから
週末のDAZNに限定すれば問題ない

この記事では週末にサッカー観戦に出かけた時にDAZN視聴をすることを前提にしてます。ですので、上記の平日の混み合う時間帯の速度というのは、各社のポテンシャルを見るための数値だと考えます。1年で5社試した身として、個人的には平日昼に四捨五入で1Mbps出てる会社なら週末の速度を心配する必要はないと断言します。

2017年、エキサイトモバイルを刺したiPadを持ってフクダ電子アリーナにサッカー観戦に行き、12時以降の速度を計測してみたところ、1Mbps未満は1~2回程度で殆どの使用で1Mbps以上2Mbps超えはザラ、という感じでした。

ここまで読んで、こんな疑問を持ちませんか・・・・

1MbpsでDAZNがまともに見れるのか?

結論から言えば、美麗な映像でなくても携帯のワンセグ感覚に見る分の画質は得られます。

DAZNのヘルプページ(推奨環境)
に記載の画質と回線速度の関係性は、

標準画質(720p、1280×720)・・・5Mbps
HD画質(1080p、1920×1080)・・・9Mbps

この二種類しか記載がありません。
※厳密には720pがハイビジョン・HD画質で、1080pがフルハイビジョン・フルHD画質ですが。

しかし使っていくと、5Mbpsより遅い速度でも画質にも段階があると気が付きました。私の経験と体感を元にした回線速度ど体感画質は以下の通りです。




低速でのDAZN画質チェック(個人的主観強め)

【回線速度500Kbps以下】:モザイク画質
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音声は途切れなく再生されるも、視覚情報はゼロに等しい。

このキャプチャ画像は低速モードのあるUQモバイルを契約してる人の端末を借りてスクショしました。UQモバイルの低速モードの公称値は250Kbps、スクショ時の速度測定では190Kbpsという状況です。

音声はクリアで途切れませんでしたが、映像はモザイクで何もわかりません(汗)。歩いてる時とか画面が見れない時など、音声だけで試合を追う時は意図的に低速モードにしてギガを消費しない使い方もアリです。ただし、DAZNアプリはバックグラウンド再生がないので、常に立ち上げっぱなしにしないといけません。

また表題で500Kbps未満と区切ったのも、400Kbpsしか出てない時にDAZN視聴を試みたら200Kbpsとさして画質が変わらなかったからです。

因みに、エキサイトモバイルも高速モードと低速モードの切り替えが可能です。低速の公称値は200Kbpsです。低速モードだとバッファリング(映像を再生するまで)に物凄く時間がかかりますので、あまりオススメ出来ませんが(汗)

【回線速度500Kbps~1Mbps未満】:体感ワンセグ画質

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テロップの文字が読めるか読めないかレベル。背番号も当然判別できません。引いた画でこれが○○選手という判別は不可能です。アップの画でもよっぽど詳しくないと誰かわかりません。

それでも音声はクリアでフレームレートは落ちず、色の判別・左上のスコア表示は判るので、500Kbps以下の環境より実用性は増してると思います。


【1Mbps~2Mbps】:体感地上波サブチャンネル画質
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iOSではDAZNのスクショが出来ないのでiPadの画面をカメラで撮ってるので、少々わかりづらいかもしれませんが、【段階2】より画質が上がってます。

NHK-BS1のスポーツ中継延長で途中から102chになった時のあの画質をイメージしてもらえると分かりやすいです。テロップや背番号、選手の顔まで区別できるレベルになります。


【2Mbps以上】:体感HD画質
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iOS環境ではDAZNのスクショが出来ないので見辛い写真で申し訳無いのですが、この画像は回線速度を計測して2.6Mbps出ている時の画質です。iPad mini4の7.9インチディスプレイで見てる限りHD画質そのものでした。

1Mbps台のときより明らかに画質が上がりました。DAZN公式としてはHD画質は5Mbpsからと謳っていますが、推測として2MbpsからHD画質で配信されていると個人的に考えます。8インチ以下の端末で見るなら、この速度か高速回線下と体感画質は変わらないと断言出来ます。



月額500円+αの転ばぬ先の杖として

DAZNを高画質の配信でサッカーを1試合フルに視聴すると6GBくらい消費する計算なんですが、今回想定してるのはあくまで生観戦した日の待ち時間や移動中の電車内での視聴に限定されていますので、2017年シーズンにJリーグの試合を41試合生観戦した経験上、駅や喫茶店では何かしらの公衆Wi-Fiがあるのでそちらに接続し、DAZN視聴専用SIMの出番はスタジアムと電車の走行中のみ。

あと回線速度が速ければそれだけDAZNもどんどん高画質の配信を行ってきますので、容量の消費も早くなりますが、私の通信履歴を見ると通信速度1~2Mbpsほどの環境下で90分視聴した結果、2~3GBほどの容量使用に留まっていました。

つまり、エキサイトモバイルの従量制プランでは上限が10GBまで(1枚プラン時)となっていますが、生観戦を月4回と想定し1回の観戦で90分視聴した場合で10GBに達するかどうか、ということになります。

今契約してるSIMのプランで容量ヒヤヒヤしながらDAZNを見たり、割高な容量チャージを利用するより、エキサイトモバイルの従量制プラン(最適料金プラン)のSIMを持っておいたほうが柔軟に対応できますので、自宅とスタジアムの移動中の電車内でDAZNを見る人は持っておいて損はないです。



白ロムの中古モバイルWi-Fiルータなら2000円台から売ってますし、新品のSIMフリーのモバイルWi-Fiルータなら予算1万円あたりで十分に良いものが買えます。



SIMフリーのモバイルWi-Fiルータなら、Huawei(ファーウェイ)のHuawei SIMフリーモバイルWi-Fiルーター E5577S がオススメですね。2017年12月現在、新品で9000円台で購入出来ます。他端末への充電機能があるのでモバイルバッテリー兼用としても便利です。※別途OTGケーブル(オスmicroUSB-B-メスUSB-A) が必要です。

また表立って公表されてませんが、SMS送受信機能もあります(SMS送受信は端末のWeb管理ページから)  。追加でGoogleのアカウントやSNSアカウントが欲しい方に便利ですね。

エキサイトモバイル契約後の管理人のモバイル通信費

管理人の月々の通信費+DAZNの支払額をおさらい。

①スマホ(LINEモバイル、通話+コミュニケーションフリープラン3GB)
・・・1690円
②ソフトバンク通話専用ガラケー(24時間通話し放題)
・・・1470円
③ドコモ半休眠ガラケー
・・・3円
+docomo Wi-Fi
・・・300円
+DAZN for docomo
・・・980円
④エキサイトモバイル(データ専用)
・・・500円(未使用時)~2380円(10GB使用時)

合計:4943円~6823円

私の場合、ガラケーの部分が特殊なので②③の部分をドコモのFOMA端末で通話専用の通話し放題した場合は2200円、ドコモのガラホで5分間限定かけ放題での場合は1800円(カケホーダイライトプラン1200円+spモード300円+データケータイパック300円)となります。置き換えて御覧ください。

余談ですがドコモのガラホを通話専用にする場合、spモード契約とケータイパックの契約が必須です。ケータイパックは10MBデータ通信すると即上限の3900円になるので、契約したらその場で端末のモバイルデータ通信のオフ設定を忘れずにしておきましょう。

最後に。

エキサイトモバイルを盲信してプッシュしてる訳ではなく、格安SIMで従量制料金を採用してるのが実質的にエキサイトモバイルのみなので、2018年は新たに従量制で参入する会社がどんどん増えて欲しいなと思う次第です。

契約は複数にまたがって支払い管理が面倒になりますし、速度はキャリアより劣りますが、格安SIMでもDAZNは見られますし、キャリアより通信費は抑えられます。

最後にもう一度。外出先でのDAZN視聴時間は読めない人には従量制がオススメ。

それではまた。