2018年DAZN端末-s

DAZN人柱して早1年半となります。どうも管理人です。

去年はJリーグにとってのDAZN元年ということで、開幕当初は視聴できるデバイスが少なかったり、配信トラブル、特にクルクルは悪い意味で代名詞になってしまいました。それでも、ネット環境を整えればパソコンやスマホではストレスなく見られることが知られてきました。

一方でテレビで見る環境もスマートテレビの対応メーカーも増え、リリースが当初よりだいぶ遅れましたが待望のPS3/PS4での視聴も可能となり、視聴できるデバイスは1年前より圧倒的に増えました。それでもテレビのリモコンやコントローラの操作性に難を感じたり、電源オフの状態からDAZNの画面に行くまでに時間が掛かるのがストレスになっている方も多いかと思います。

ですのでJリーグをストレスフリーで見るなら、やはり餅は餅屋といいますか映像配信サービスに特化した機器を導入するのが最適だと思います。アレやコレも出来ないけども動画はキレイに再生、起動時間が短く、操作性に優れ、リモコンの操作性も良い、機器を設置する場所もとらない、と受けられるメリットは大きいと思います。

そこで2018年の1月時点でこれだ!という機器を3つ紹介します。


コスパ良しの大定番!
【amazon fireTV stick(2017)】
まず大前提として、amazonのセットトップボックス(以下STB)はプライム会員じゃなくても大丈夫です。プライムビデオやプライムミュージックのサービスが使えないだけで、DAZNは見られます。


2018年1月現在の価格:4980円(税込)

●セットトップボックス(STB)の大定番! とにかくコスパ重視の人は迷わずコレ。
5000円を切る端末ならこれの右にでるものはありません。コストパフォーマンスはバツグンです。

●DAZNの画質は比較3機種の中では劣る。
1年使って見て感じたこととすれば、DAZN以外のサービスでも画質が最高画質になるまでに少々時間が掛かります。映像再生を始めてからすぐに高画質で見たいという需要には応えきれてない部分を感じます。

それでもプライムビデオやAbemaTVが他の高性能な端末と見劣りしない画質で再生出来ているのに、DAZNでは少々画質が劣ります。(劣ると言ってもアラ探しのレベルですが・・・) 画質のレビューは後半に載せてありますので参考になさって下さい。

●熱暴走に注意。長時間視聴には向かない。
後述しますが、stickでDAZNを長時間視聴してると排熱の問題からクルクルが多発します。連続で視聴してて3試合目開始あたりから多発します。連続で数試合も見ない人、1日2試合くらいしか見ない人なら遭遇しにくい問題です。

●Wi-Fiの受信感度はスマホより悪い。購入前にテレビの位置での感度確認を。
受信感度で言えば、テレビの位置でスマホのWi-Fi受信感度が「強」だったとしても、stickでは「中」になってたりします。事前にスマホでテレビの位置のWi-Fi感度を確認しておきましょう。スマホより1ランク感度が下がると構えておいたほうが良いです。ですので、スマホで「弱」レベルであればルータの買い替え等のWi-Fi環境の再整備が必要かと思います。

●安定した通信が可能!2018年から有線LAN対応に!
正確には2017年末には発売されていたのですが、FireTV用の有線LANアダプタが発売になりました。これは後述する上位機種のFireTVが有線LANを標準サポートしなくなったことで別売のアダプタを使用する形となったのですが、このアダプタがstickでも使えちゃいます。価格も1780円(税込、2018年1月現在)と割安ですし、あとでアダプタ単体で購入も出来ます。テレビまで有線LANが引ける方なら同時に導入したいオプションです。

Amazon イーサネットアダプタ
[Fire TV Stick (New モデル)、Fire TV対応(2017年発売モデル)]

2018年1月現在の価格:1780円(税込)


将来のDAZN高画質化に対応!
【Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応 】



2018年1月現在の価格:8980円(税込)

●旧機種と比べて安くなった。本体サイズもコンパクトに。
旧機種のFireTV(BOX)は11800円したのですが、2017年の新モデルで8980円と価格が下がりました!約3000円のプライスダウン。そして本体サイズもコンパクトに。据え置き型の旧型に対して、新型は置き場所の心配のないテレビの裏にぶら下がる構造になりました。

●ここは注意! 旧機種と違って有線LAN接続には別売アダプタが必要に。
旧機種の売りであった有線LANの標準対応が本製品からオプション対応になりました。とは言え、有線LANアダプタは1780円。合計で10760円なので、旧機種の11800円より1000円安い構成です。

●stickと違い熱暴走の心配はない。
本体サイズが大幅にコンパクトになったことで熱暴走を心配したのですが、購入して1ヶ月以上経ちますが、stickの様な熱暴走には遭遇してません。

●実は旧機種から削られた機能がもう2つあります・・・
旧機種から削られた機能が大きく2つあります。

1つ目はSDカードスロットの削減。2つ目はUSBポートの削減。新型ではSDカード、外付けHDD、フラッシュメモリ等の外部記憶装置との接続が出来なくなりました。・・・まぁ旧機種でも私は使っていませんでしたので全く影響ありませんでしたが。

●画質をスカパー!クラスまで近づけたい人、とにかく画質重視な人に。
stickよりも描画が丁寧で、動きも滑らか。発色も良い。とことんまで画質にこだわるならstickの価格に上乗せしてお金を支払う価値があります。ただしstickとの差は、よほどじっくりと比べないと分からないレベルです。

●新機種からHDRに対応!将来の高画質化の先行投資に!DAZNも2018年内にHDR対応を準備。
新機種の高画質化の要素として、旧機種になかった4K・60fpsもサポートするようになったことですが、4K配信をしていないDAZN的観点で言えば、大きなインパクトは新機種からHDR対応になったことです。

DAZN的には4K化よりもHDR化したほうが目に見える高画質化が得られると判断しているようで、HDRに対応した配信は2018年中にも行いたいと考えているようです。

ソース:DAZN、Jリーグと10年間の長期契約の理由(スポーツイノベイターズ オンライン)

とは言えテレビの側が古かったり非対応だったりすると意味のない革新なのですが、新機種はDAZNが将来行う配信フォーマットの変更要点を全て満たしているのが新機種を選ぶメリットと言えます。

画質を重視したいなら断然新機種!stickとの差額は4000円。差額を払う価値アリです。


Google(Android)で環境を揃えるならコレ!
【CCC Air Stick 4K】


●2018年1月に現れたFireTV対抗馬。Android搭載でGoogle Play対応。YouTubeもネイティブ対応。

TSUTAYAを運営するCCCが発売したSTBである「CCC Air Stick 4K」、FireTVを大きく意識した外観と機能、何よりOSがAndroidなのでAndroid搭載スマホやAIスピーカであるGoogle homeを使っている方ならFireTVより断然こちらがオススメに。
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GoogleHome、Choromecast機能も標準対応

●amazon端末と違い、”YouTube視聴問題”が気にならない。
Googleとの係争によりamazonのデバイスではYouTubeが見られなくなる対抗措置が行われていますが(※FirefoxをインストールすることでamazonデバイスでのYouTubeの視聴は2018年1月現在も可能)、本製品はGoogleのOSであるAndroid搭載なのでYouTube視聴問題とは無縁です。

Android搭載で且つGoogle Playでアプリの追加が自由に行える仕様なので、そこからamazonのアプリを入れればプライムビデオも見られると思われます(←推測です。予めご了承ください)。アマゾンプライムサービスは多少利用するものの、Googleのサービスの方を多く利用する方ならこの端末を選ぶメリットがあります。

●スペックは新型FireTVと同等かそれ以上。
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FireTVよりも優れている点として、CPUはFireTVと同じモデルを使いながらも本製品はオクタコアに(FireTVはクアッドコア)、ストレージ容量もFireTVが8GBなのに対して本製品は16GBとなっています。その他スペックもFireTVより劣っている点がないのが後発機種らしい仕様です。

クアッドコア=4コア、オクタコア=8コア
コア=処理する頭脳の数(ざっくり)


●リモコンが充電式。電池のストックを気にする心配はない。
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リモコンの下部に端子が見えます。Androidスマホと同じmicro USB端子です。

FireTVとの仕様で大きく違うのがリモコンが電池式であること(FireTVは乾電池駆動)。電池のストックを心配する必要がありません。この仕様はどちらかと言えばAppleTVのリモコンを意識してると感じます。

●有線LAN接続に標準対応。
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新型FireTVではオプション対応となった有線LANポートを標準装備。しかも本体のACアダプタに有線LANポートがあるので、コンセントと一緒に有線LANを壁裏配線してるご家庭ならLANケーブルも短くて済みます。

●Wi-Fiルータ機能搭載(有線LAN接続時)
これもFireTVにはない機能です。有線LAN接続時限定の機能ですが、テレビを設置してる場所が有線LAN接続しかない環境ならWi-Fiルータを買い足すことなく、テレビ周辺をWi-Fi環境に出来ます。

●不安材料は排熱問題か?
発売したばかりで管理人も所有してないのでなんとも言えないですが、FireTVstickと同じくらいのサイズでFireTV(8980円)と同等以上の性能を有しているので、どうしてもこれが気になります。HDMI延長ケーブルを使ってTVと離れた位置に本製品を持っていく等の対応をしたほうが良いかもしれませんし、杞憂に終わるかもしれません。
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FireTVstickで私が施したHDMI延長ケーブルと100均のフックを利用したTVとSTBを離す方法。Wi-Fi電波の感度が良いところを探して固定できるメリットもあるのでオススメです。


~stick vs 4K、画質レビュー~
過去記事のfireTV「stick」vs「BOX」vs「AppleTV」 、DAZN限定レビュー【2017年7月版】のBOX(2015年版FireTV)と比べて違いのある部分を修正して再掲載したものになります。

レビューは以下のように呼称します。
4980円のFireTV・・・stick
8980円のFireTV・・・4K

【画質】 僅差でBOXの勝利(ほぼ個人の好み)
stickの画質がシャギーだったりエッジ感が強かったりという感想は今でも変わりありません。そして4Kのほうが文字テロップの輪郭が滑らかです。stickで抱いていた画質の負の印象は、4Kで見る限り感じませんでした。4Kとの性能差分が画質に現れた結果だと思います。

本当に、本当に、微差ですが、「輪郭の滑らかさ」「色味の濃さ」「カクカク感の無さ」これら全て4Kの方が上回っています。

またブロックノイズの出にくさも4Kのほうが勝っていると思います。本当に画面をマジマジと見て両機種を互い違いに見ないと分からないレベルです。

それらを比較できるように、外部から動画なり静止画なりで撮ってみましたが、そうするとどちらも差がなく見えてしまいます。つまり、違いのわかる画像は下記のような文字テロップの輪郭くらいしかありませんでした。

ですので、これら全て気になるか気にならないかの些細な差ですから、画質にそこまで拘りのない方なら、価格の安いstickでも問題ないという結論になります。

amazon_stickamazon_box
1枚目:stick
2枚目:
4K

スコア表示や時間表示の曲線部が滑らかな描画になってるのは4Kです。しかしこれもマジマジと見比べないと違いが分からないレベルです。

stick1box1
1枚目:stick
2枚目:4K


鎌田大地の「大」の字の払いの部分に差が表れてます。「大」の字が滑らかな描画になってるのが4Kです。しかしこれもマジマジと見比べないと違いが分からないレベルです。

stick2box2
1枚目:stick
2枚目:4K


「谷」、「×」、「べ」、「レ」・・・斜めの線の描画で差が出てます。これらが滑らかに描画出来てるのはBOXのほうです。しかしこれもマジマジと見比べないと違いが分からないレベルです。(本当に微差も微差・・・)

~画質のみでの結論~
ここまで画像を見比べて大差ないじゃんと思えばstickでも満足出来ると思いますし、やっぱり違うなぁと思えばstickを買ってしまうと、ゆくゆくは画質に不満を覚える可能性がありますから、4Kを選択したほうが良いと思います。長く使うなら4Kを買っても元が取れると考えます。


【ネットワーク性能】 ドロー
4Kになって有線LANポートが省かれオプション扱いになり、オプションであるイーサネットアダプタ(有線LANアダプタ)がstickでも使えるようになりましたので、ネットワーク性能に差はなくなりました。

【動作の安定性】 4Kの勝利
stick(2017)を発売日から使っていて、DAZNの長時間視聴で挙動がおかしくなることに気が付きました。

それが長時間視聴でのクルクルの頻発。DAZN自体が止まってたり、私のネットワーク回線の調子が悪かった訳ではありません。stickでクルクルしてる時に、別の端末でDAZNを見ても全く問題ありませんでした。

13時キックオフのJリーグを見始めて、19時キックオフの試合が終わる21時まで見ていると、必ず17時頃にクルクルが頻発したり、画面のフリーズが起こるようになりました。

stickは北米で先行販売されたときにも排熱性能の問題がユーザから指摘されていたようですが、私が使っている範囲でも、DAZNを長時間見てるとstickの本体が熱くなってるのがわかります。(熱いと言っても触れなくなるほど熱くはなりませんが・・・)

テレビ自体が発する熱から逃げるために
IMG_2077-s
こんな感じで、HDMI延長ケーブルを使ってテレビの熱から逃しているにも関わらず、stickは熱くなりました。そしてDAZNの視聴に少なからず影響を与えました。スカパー時代にテレビ点けっぱなしにして1日中Jリーグ見てた人なら4Kが良いです。4Kは旧機種の据え置き型からstickと同じ様にテレビの背面に設置するようになりましたが本体サイズが大きい分、熱で動作が不安定になることはありません。

また、DAZNはfps(フレームレート)を旧来の25から50fpsへと対応を図りました。25fps時代から熱問題が起きましたので、今後もDAZNが画質向上策を取る度に本体への負荷が増え、結果熱問題が取り沙汰されると思われます。


【起動時間】 4Kの勝ち(僅差)
~本体起動時間~
stick:36秒
4K:26秒

※電源オフ状態からの起動から、ホーム画面まで。
※ホーム画面とは最初に表示されるメニューのアイコンや画像が全て描画しきるまで。

~DAZN起動時間~
stick:14秒
4K:12秒

※DAZNアプリを立ち上げてからDAZNが最初に表示する配信映像が流れるまで。

メモリ搭載容量が多い4Kの方が早い結果に。ここは順当に性能差、価格差が出ています。とは言ってもstickを使っていて遅く感じる訳ではありません。あくまで比べた時に4Kの方が速いだけで、stickの起動時間に不満はありません。因みに手元計測の結果、4Kの起動時間が旧機種のBOXより2~3秒遅くなりましたが誤差の範囲と捉えます。

【リモコン応答性、メニュー切り替え速度】
 ドロー
標準リモコンの性能差はありません。メニューの切り替え速度もstick、BOX共にサクサクと操作できます。ここには性能差と価格差は表れません。どちらも同じです。

【DAZN以外のサービス】 ドロー
amazonプライムビデオ、AbemaTV、スポナビライブ、ニコニコ動画、このあたりはstickも4Kも画質やリモコンの操作性に性能差は感じません。

【リモコンの電池方式amazonは電池、CCC Air Stick 4Kは充電式
fireTVシリーズのリモコンは単4電池です。2ヶ月間ガンガン使っていたらあっというまに切れました。テレビのリモコンより消耗は早いです。テレビが赤外線で、fireTVがBluetoothなのでその影響もあると思われます。

エネループ等の充電式乾電池を4本以上用意しておいて、電池が切れたら即交換・即充電の環境があると便利です。2ヶ月で切れると考えると、通常の乾電池ではゴミが増えやすくなってしまいます。

そういった意味では「CCC Air Stick 4K」やAppleTVはリモコンが充電式なので、どちらにメリットを感じるかどうかだと思います。

結論:クルクルしたとき、回線か?DAZN側か?を明確にするためにSTBは高い方を選ぶべし。
2017年、「DAZNクルクル問題」がJリーグサポーターを悩ませました。ツイッター上でもクルクルして映像が止まったという呟きが多く見られましたが、タイムライン上では私と同じ試合を見てるはずなのに止まってる人と普通に見られる自分がいる、と。

DAZNがクルクルしてる場合、上流から考えると大まかに3箇所のどこかでトラブってます。

上流:「DAZNのトラブル」
中流:「ネット回線のトラブル」
下流:「視聴端末のトラブル」

上流の部分はユーザである私達では対処できない部分です。そして明確なトラブルが起きれば中継内やDAZNのサポート部門がツイッターで障害を報告してきます。トラブルが無いように改善を訴えるしか私達に出来ることはありません。

しかし中流で問題が多発するなら、ユーザである私達が会社を替えることで対処が可能です。固定回線であれば通信会社やプロバイダまたはWi-Fiルータを、スマホであればキャリアやMVNO会社を替えることが出来ます。クルクルしているときに回線の速度を計測することをオススメします。つまりは、中流でのトラブルは私達では直せないけど、変更することは出来ます。

そして最後に下流の話です。安い機種、古い機種を使っていればクルクルの原因となりやすいです(※一般論として)。クルクルしてるときに「この端末でクルクルしてるなら中流か上流がトラブってるに違いない」と言える様にはしておきたいな、と個人的に考えます。

そうなるとFireTVで言えば、stickより4Kを利用していたほうが良いという結論です。「CCC Air Stick 4K」も2018年1月現在ではAndroidのバージョンは最新ですし性能も問題なし。DAZNの推奨環境を満たした上で更に上の端末でDAZNテレビ視聴の環境を整えて、安定したJリーグ視聴をしたいものです。

2018年シーズン前に新調される方は、そのために予算を1万円までは組みたいなと考えます。ここまで駄文長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。